ダイビング+雑学ブログ

ダイビングや本やコミュニティについて色々な事を気ままに書いています。

バイバイ、ありがとう、またね

バイバイ、ありがとう、またね

 

今日はハロウィンイベントだよ!と宣言していながら、参加出来なかった。大切な人が亡くなったので、会いに行ってきました。仮装したかったけど、また今度します。

 

会ってきました。

綺麗な顔でした。

 

まだまだ生きて欲しかったし、本人もまだまだ生きるつもりだったと思う。あまり苦しい時間がなかったのがせめてもの救い。兄弟と、親と、親戚と。久しぶりに会う親戚、30年ぶりに会った人もいた。ばあちゃんの妹さんも来ていた。明るい人で、沢山ばあちゃんの話をして、『まあ、もういいやろ、充分生きた。100まで生きると思ってたわ。』とあっけらかんに言って、なんかその場が明るくなった。そう、悲しいけど、寂しいけど、明るく送りたいと僕たちは思っている。兄貴も妹も、ばあちゃんっこだ。

 

学生時代まで一緒に暮らした。

思い出は沢山ありすぎる。一緒に風呂入って、一緒に遊んで、一緒にごはん食べて、たくさん、たくさん愛してもらった。

 

返しきれないくらいの、愛をもらい、恩がある。『たくさん愛してもらった』と胸をはって言える。大好きな、大切な人。

 

波乱万丈な人生を送った。僕もそれなりに波乱万丈だと思うが、戦争を生きたばあちゃんに比べたら、まだまだだ。今頃、31年前に亡くなったじいちゃんにやっと会えて喜んでいるだろう。全力で生き抜いた。大変な経験をたくさんしてきたが、最後までかっこいい、立派なばあちゃんだった。

 

この先の人生、全力で生きて、いつかまた会ったら、色々話そうと思う。じいちゃんにも会いたいなー。友達にも。会いたい人沢山いる。まだまだ頑張る!!

 

 

ばあちゃんに、『やりたいこと、したいことをした方がいいよ』と言われて育ってきた。その教えは間違っていないと思う。

みんな誰でもいつ死ぬかわからない。

いつかしよう、死ぬまでしようと言ってやらずに死んでしまうのは嫌だ。

どうせ死ぬのだから、やりたいこと、したいことをこの人生ではやりたい。

 

 

自分が落ち込んでいる時やシンドイ時こそ、まわりの人の自分に対しての本性がハッキリする。これまでの関係性が大事だけど、手をさしのべてくれる人、心配してくれる人、声をかけてくれる人、応援してくれる人、知らないふりする人、心配しない人。色んな人がいる。自分はどんな人でいたいか?をここ最近はっきりと再認識しました。 

 

僕らのその口は、不満言えるし、批評できるし、批判できるし、罵倒できるし、イヤな気持ちにさせられる。

僕らのその口は、感謝を伝えられるし、癒せられるし、誉められるし、愛せるし、楽しませられるし、笑わせられる。

どんな人でありたいかな?
そのなりたい人は
どんな言葉が好きだろう?

 

平成元年に亡くなったじいちゃんの物や買ってもらった小物をずっと持っていて、最近会った時も見せながら思い出を話してくれたばあちゃんが、令和元年の昨日亡くなった。今頃、じいちゃんに会えて沢山話しているんだろうな。ありがとう。

 

祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり」平家物語の冒頭の言葉。この世にあるもの全ては永遠ではない。今も。だからこそ、今ある幸せに感謝していたいし、大切にしたい。

 

日付かわって今日、最後に伝えてきます

『バイバイ、ありがとう、またね』