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あの日の僕(第15話)たまごかけご飯

あの日の僕(第15話)━たまごかけご飯

 


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12才までの子供の頃の思い出を書いて、noteのマガジンにいれています。一話ごと完結。昔の自分の世界。12才の誕生日に通院が終わったので、それまでの記憶を紡いでます。今より体調が悪かった日々。楽しい事も沢山ありました。幸せな日も沢山。

あの日の僕|真木崇志|note

 

たまごかけご飯

 

大好きな食べ物は沢山ある。 

思い出のある食べ物も沢山ある。 

ホットケーキ、お好み焼き、パン、たまごかけご飯、今日はその中でたまごかけご飯について書こうと思う。

 

僕はたまごかけご飯が好きだ。

 

海外の人からしたら生卵を食べるなんてやばい!と思うかもしれないけど、ここは日本だ。いつからかは知らないものの、僕が物心ついた頃から、この食べ物は身近にあった。

今まで、何回食べたかわからない。 

そんな中、ダントツでおいしいのが、おばちゃんが作ったたまごかけご飯だった。

たまごかけご飯は生卵と醤油とごはんだけだから、誰が作ってもおいしさは変わらない、と不思議がるのはわかる。

 

しかし、ばあちゃんが作るたまごかけご飯は別格なのです。

子供の頃、僕らの家にはばあちゃんがいた。基本、料理は父か母がしていたので、ばあちゃんの手料理は同居していたのにほとんど食べたことはなかった。

 

それなのに、僕がたまごかけご飯が好きだという事もあり、よくばあちゃんは僕の為に作ってくれた。兄も妹もたまごかけご飯が好きじゃなかったから、兄弟の中で僕だけがよく頼んで作ってもらっていた。

 

ばあちゃんの作るたまごかけご飯はいたってシンプル。卵に醤油とごはんのみ。それ以外は入れないのに、僕が作ったものとおいしさが全然違っていた。 

 

その秘訣を聞いたら、「醤油おおめでごはんは少なめ」と教えてくれたけど、今もあのばあちゃんの味を越えられてはいない。

僕は15才まで食欲が無限にあったのに、ダイエットをし、大人になって色々経験をしていると、食欲がわからなくなってしまった。

15才まではスナック菓子も大好き、食べるのも大好きだったが、今はスナック菓子を食べるのは年に数回であったり、よく食べていたアイスもここ20年間で10個も食べていない。太りやすい体質は、ただ単に沢山食べてしまう性格だと気づき、そうならないように気をつけていたりすると、食欲がわからなくなってしまった。

食欲がないから『何を食べるか?』を考えるのが苦痛で、毎日悩んでいる。 

 

だからこれ!と決めたものを何日も食べるようにしている姿を、不思議がられる事もある。おしゃれな料理も好き。

 

けど、僕は思い出のつまったシンプルな料理や、愛情のこもった料理が大好きだ。昔食べたたまごかけご飯には、ばあちゃんの愛情がたっぷりと入っていたのは十分わかっている。お金はそりゃあないよりあったほうがいいけど、今ある幸せに感謝して生きていきたい。

 

 


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