ダイビング+雑学ブログ

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香港を僕らはただネットの中で見るしか出来ないのか

今の香港を僕らはただネットの中で見るしか出来ないのか

 

天安門事件SNS やネットが普及した今、もう二度と繰り返されないと思っていたけど、簡単に悲劇は繰り返された。

 

学生時代にその悲劇を知った時、当時の人たちはそれをそのまま見ているだけで、どうして何もしなかったのだろう?と不思議だったが、自分たちも今そうしている、もしくはそうするしか術はないと、何もせずに見ているだけの自分が今こうしている。

 

まさしく今、第二の天安門事件が香港で起きている。この事件を僕らはただ見るだけしか出来ないのだろうか?誰も止められないのだろうか?SNS は無力なのだろうか?

 

ニュース番組でも報道されているし、SNS ではリアルタイムで現状が発信され続けているが、日本にいる僕らは「ネットの世界の別世界」として他人事として見るだけでいいのだろうか?内政干渉になるから何も行動しない方がいいのだろうか?このまま一気に中国化が進むのだろうか。

 

警察官が市民に発泡をしたこの異常な日常を、そのまま受けとるしかないのか。数年後、十数年後、未来の子供がこの事件を知った時、「どうしてその時の人たちは何もしなかったの?」「出来る事沢山あるのにどうして何もしなかったの?」と大人に聞くだろう。過去じゃない、事件は今起きている。悲劇は今起きている。事態は市民が求めるゴールに向かうのだろうか?

 

僕らは無力なのだろうか?

SNS には力もないのか?

ただ、見ているだけを選んでいる。何もしないという選択をしている。そう選んだのは自分。選んでいないという訳ではない。僕らは選んできたし、今もこうして選んでいる。だから、僕はまずSNS でこの悲劇を伝える投稿をシェアしている。きっと、僕らにも出来る事は沢山あるはず。SNS にも力はあると信じたい。何でもそう。僕らは無力ではない。

 

今の香港を僕らはただネットの中で見るしか出来ないのか?そうではない。