僕の見ている世界

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コンプレックスだらけの自分

コンプレックスだらけの自分


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おはようございます(^.^)

これは出版した本の一部です。

本は僕の店か、こちらからでも買えます

rizediving

 

それではどうぞ!

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コンプレックスだらけの自分

 

誰もがコンプレックスを抱えている。自分だけじゃない。僕も沢山抱えてきた。いろんなコンプレックスも、自分の一部と認めて、まあ、いっか!と思えるようになった今は強い。僕は前を見ている。 

 

自分は太っていた。
僕を大人になってからしか知らない人はあまりピンとこないかもしれないが、僕はかなり太っていた。すごくだ。ちょっとは、肉がついていることは自覚してはいたけど、中三の時に太っている自分に気づいた。 

 

「あれ、もしかして凄く太っている?」
歯を磨いているときに気付いて、驚いた。
鏡に映っている男はかなり太っていた。
お腹は三段腹で身体全体はただただ丸い。
それまで「太っているよ」と言われたことがなかったから気づかなかったけど、自分はかなり太っていた。兄と妹をみたら二人も太っていた。兄弟みんな太っていた。とにかく、太い。そしてすぐやばい!と思った。


「もう、青春時代というやつに突入するのにこのままはいやだ。」
何とかしたい!もてたい!と思った。
そう、僕は全然もてなかった。
それまで、一言も外見をほめられることがなかった。
ただの一度も、なかった。
思春期なのでそりゃあ、もてないよりもてたかった。
けど、全然もてなくて、かっこよくなりたいなーとだけ願うだけで、ぼんやりとその言葉をこぼすだけだった。
とにかくやせよう、そう決めた。 


もてたい、それが原動力。
それが全て。
もてたいって思った事ありませんか?ありますよね?男子はきっとみんな一度は思った経験があるはずなんて決めつけたくなる。とにかく僕はもてたかった。思春期の男子はみんなそうだったはず。 


どうやって痩せる?と考えた。
やったのは、食事制限だけ。
振り返ってみるとそれまでの自分は食べ過ぎていた。学校のある日はまず家にかえってからパンを四個くらい食べて、お菓子たべて毎日ジュース飲んで、夜から晩御飯食べて、その後に帰ってきた親父といっしょにさらにまた晩御飯を食べて「あーおなかいっぱいで動けないー」となるまで食べていた。


今ならわかる、そりゃあ、太るよ、と。
けど、それまでの僕は、それが普通であり、日常だったんだよね。; 
いろんなダイエット方法は参考にはせずに、食事制限だけをした。
お菓子、ジュースを二年くらいやめた。そして、スナック菓子を食べる習慣をやめる。アイス食べるのもやめる。腹八分目を覚える。間食やめる。さらに、高校のときは一日、食事を一回か二回にした。
そしたら体重が、高校になると五十二キロになった。
身長百七十四で体重がそれだから、さすがにやせすぎていた。あばら骨は浮き上がり、腕は女子より細かった。さすがにやばいと思い、現在は六十五くらいにしている。
食事量を減らし、空腹を我慢するのは、最初はしんどかったけど、食欲に負けるのはなんかいやだったから、耐えて我慢していた。それが続くと、いつしかそれが習慣になった。
けど、あまりおすすめはしない。どうやってやせたの?と聞かれたらこのことをいつも言うけど真似できないと言われる。


たしかにやせるのは、ほんと大変だった。みんなそれぞれ違っていいと思うから、まったくおすすめはしない。自分以外、体型なんて、なんでもいいと思っている。僕は人の見た目にあまり興味がない。  


人間観察なんてもちろんしない。どんな見た目で、どんな格好であっても、僕には関係なく、その人の問題なだけだ。目に入ったら、かっこいいとか、かわいいとか、細いとかは思うが、即座に僕は忘れてしまう。興味がない。

 

痩せると、不思議な現象が起きるようになった。
 例えば、高校の時とか成人式の時に懐かしい友達に会うと「かわりすぎ」と言われ、以前と対応が違うようになって戸惑った。
あれ?どうして?
最初は何故かわらかなかったけど、あ、やせたのだとその時実感した。
「かっこいい」と言われるようになった。
 これは、ナルシスト的な要素は抜いている。自慢でもない。
 僕は、外見を褒められるようになった。
 嬉しかった。
 無理もない、高校生になるまで、僕は自分の容姿を一度も褒められなかったんだよね。それは勿論わかっていた。
普段はそこまで辛くなかったけど、一番イヤな日はバレンタインだ。
絶対にチョコが入っていないとわかっていながら、ゆっくりと靴箱を開けて、自分の机の中にチョコが絶対にないのをわかっていながら、ゆっくりと確かめる。これ、なんだよ、むなしいだけだよと、女子から相手にされない僕が、絶望する日。
自分の容姿に全く自信がなかったし、好きでもなく、嫌いだった。だから僕はずっと写真が嫌いで、中学時代の写真はほぼ残ってはいない。
 「カッコいい」と初めて言われた時は、自分に言っていると思わなかったし、趣味の悪い冗談とさえ思った。
 僕はこの先、一度も「カッコいい」なんてどうせ言われないだろうと、自分の外見をあきらめていた。鏡を見るのも嫌いだった。眉毛を細くしても、ちっともかっこよくはならず、ただただ絶望するしかなかった。だから僕はあまり鏡を見なかった。鏡を見ても、それを僕は僕としてあまり認識しないようにしていた。認識しても、落ち込むだけだ。

 褒められた日に鏡で自分を見ると、そこには僕の知らない男が映っていた。
 よく見ると自分だけど、僕の知っている僕ではなかった。頬の肉が落ち、別人のようになった男がいた。
 そして、ドラえもんの、のび太君がある日目覚めたら、出木杉君になっていたような違和感がそれからしばらく続いた。
 ようは、もてたって事。僕はもてた。あれ程、もてたくて、どうやったらもてるんだろう?と悩んでいた日が嘘のように、人生が変わった。謙遜はいらないから書いたけど、普段は自分からは「もてた」なんて言わない。もう、もてるのに興味がない。

 ホント、ナンダコレ?状態。
 見た目ってこんなに大事なんだと知り、外見で判断する世界に生きていた事に気づいた。
この経験により、人の見た目の評価がいかにくだらなく、理不尽であり、不平等であるかを知った。
僕は、ずっと女子に見向きもされなかった。
それが、やせただけで、僕の中身は変わらないのに、周りが変わった。世界だけ変わった感じがした。嬉しかったが、すぐにむなしくなった。


望んだ世界は、ただただむなしかった
「かっこいい」と言われるようになった。嫌ではないが、そんなにもう嬉しくもない。僕は自分の外見に、もうあまり興味がない。
 今も僕は、油断するとすぐにお肉がつくから、気をつけている。
おそらく、太る体質かもしれない。   

 

そういえば、学生のころコンプレックスのかたまりだった。頭よくない、太っている、歯並びわるいなど、あげたらキリがない。
今もコンプレックスあるけど、ダイエットしてよかったことは、ダイエットすることによって、その一つがなくなって、努力でなんとかなることもある、ということを知ったこと。そしていろんな自分のコンプレックスも自分の一部として認めて、まあ、いっか!と思えるようになったこと。
「まあいいか!」
好きな言葉だ。
そういえば、ドラゴンボールの悟空も、初めてしっぽが切れたときも、ショックだったけどすぐに「まあいいか!」と言ってしまっている。
子供ながら、その悟空のポジティブ思考に衝撃を受けた。

 

以上!

 

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