ダイビング+雑学ブログ

ダイビングや本やコミュニティについて色々な事を気ままに書いています。

くるま 2010年12月の僕のみていた世界

2010年12月に書いていた
僕のみている世界
 
 
 
 
くるま
 
車は進む


ガソリン満タン


どこまでも行けるぞーーって


スピードガンガンで飛ばす車もいれば


ゆっくりぼちぼち進む車もいました

途中赤信号でとまったり

横道にそれてしまっても

気にしません

ああ、今日は窓開ければこんなに涼しくて空気がおいしいんだ


あ、街を歩く人っていろんな人がいるなーー

ゆっくりだからラクだしいろんな事考えれる♪



そのゆっくり進む車はいろんな事を考え

いろんな事にきづく事ができました

別に焦りません

何故かって、目的地は一緒だからです

早く走ってしまってはこういう小さな幸せにきづかないと
知っているからです

車は走ります

びゅんびゅん飛ばす車もいれば

ゆっくり走る車もいます

走っていると、いつしかガソリンがなくなってきました


さー大変、どの車もガソリンスタンドに急ぎました

ゆっくり走る車はゆっくり走っていたのでガソリンスタンドが見つかり

余裕を持ってガソリンをいれる事ができました


早く走っている車は、
まだまだいける、
まだまだいけると思って先を急ぎました

けれども

走っていると、急に、がたんと音がしてその場にとまってしまいました

そこで気付いたんです

ガソリンがないと動けないんだって

当たり前の事ですが、その車はまだまだ行けると思っていました

けれども、車はガソリンがないと走れません

その車は思いました

やっぱりガソリンがないと走れないんだ

それからはきちんと余裕を持ってガソリンを入れながら

ゆっくり進もうと決めました

そしたら

いろんな気付かなかった

目がいかなかった

大切なこと

小さな幸せにきづく事ができました

ああ、どうしてボクは気付けれなかったんだろう

これからはゆっくり進もうと決めました

そして、それからはガソリンがなくなりかけでも

先を急ごうとしている車を見つけると

必ず停めて、ガソリンを入れさせました

車ってさ、ガソリンがないと走れないんだよ

さも当たり前の事の様に話をしますが

自分も気付けれなかった事です

そして、その車のすごいとこは


人間を見てもガソリンがなくなりかけかどうかわかるとこでした


ある道を進んでいると

女の子がとぼとぼ歩いていました

おーい、どうしたんだい、何急いでいるんだい
ちょっとゆっくり休もうよ
どうしてそんなにがんばっているんだい
おれたち車にはガソリンが必要だけど
君にも必要なんじゃないかい
がんばらない時も必要だよ
十分がんばっているよ
大丈夫さー
ちょっとゆっくりしてみようじゃないか
ご飯食べた?
寝れてる?
友達と遊んでいる?
好きな音楽きけてる?
元気になれとか
がんばれとかオレは言わないよー
みんながそう声かけても無視しちゃえ
十分がんばってるし
そんな元気になんかならなくていいんだからさ
みんな応援するつもりで言ってるかもしれないけど
オレは言わないよー
その気もちわかるからさー
大丈夫、
車にはガソリンを、
人間には頑張らない時間が必要だと思うよ
深呼吸して
ちょっと一休みしようじゃないかい
車はガソリンスタンドで停車してガソリンを補給する
そしたら
補給しないより
ずっとずっと長く、遠く、元気に走れる
人間もそうだよ
ちょっと一休みしようじゃないかい
大丈夫♪
だらーーーって
だらーーーって
ふにゃふにゃしようぜ
もっとまわりに甘えようぜ
じゃないとまわりもいざという時に君に甘えれないぞ
もし君の大切な人が君みたいになってたら
甘えてほしいし
甘えなかったらどうして甘えないんだって途方に暮れちゃうだろー
ガソリン満タンになったら
今よりずっと長く、遠く、元気に走れるさ
ガソリン入れてる間もそばにいて
オレが見てきたおもしろい事をはなすしさ
え?
別にそれは聞かなくていいって?
おいおい、聞いてくれよな

その車はそうやって
ガス欠で無理をして走っている人を見つけては
とまらせて、ガソリンを入れさせました

車は進む

ガソリン満タン

けどもうとばしません

自分のペースで

ぼちぼち走ります






と、ちょっと話を書いてみた

ガス欠なっていませんか?
 
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